自分が小学生の時だから、もうかれこれ30数年前の事になります。
家族と京都府下のJRの某無人駅で降りて釣りに行った帰り。
列車の待ち時間が小1時間程あり時間を持て余し、
ちょうどその駅から畑はさんだところに小高い里山があったので、母親と散策しに行こうという事になりました。
里山沿いの小道を歩いて行くと、その道は戦没者慰霊碑のところで途切れており、引き返そうとした時に、
慰霊碑の裏側に樹木と慰霊碑に隠れるように、1m強の道が山頂の方へ向いて続いているの見つけました。
時間も少し余裕があったので登ってみようかという事になり、下草を掻き分けて入って行きました。
その道は結構木々が鬱蒼としており暗く、湿気も多く、足場も落ち葉が堆積しており、かなり不気味な雰囲気でした。
また、道沿いに無数のかまぼこ板状の木片が草の中に刺さっていて、
その朽ちた板切れをよく見ると、『ポチ』だの『シロ』だのペットの名前のようなものが書き込まれていました。
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