ドイツ戦闘機

261:本当にあった怖い名無し[sage]投稿日:2010/07/25(日)00:57:27ID:JSeq6UlJ0

 
1989年6月5日、旧ソ連・ミンスク空港に突如、旧式のレシプロ機が着陸してきた。
その飛行機は、第二次大戦中のドイツ軍の主力戦闘機Bf109Gグスタフ戦闘機と思われた。
コクピット内にはすでに白骨化したパイロットの姿があり、ジーカートという名の大尉であることが確認された。

後の調査で、1942年の東部戦線上空において未帰還となっていた機である事が判明した。


262:本当にあった怖い名無し[sage]投稿日:2010/07/25(日)00:58:15ID:JSeq6UlJ0
 
1960年1月25日、新式のセスナ182型機でアメリカ・オハイオ州の上空を飛行していたジョン・ウォールは、ふと、前方に1機の飛行機が飛行している事に気が付いた。
見慣れない飛行機ではあったが、その形にはどこか見覚えがあった。

なんとその飛行機は、今から数十年前に実用化されたレアード式複葉機(ふくようき)だったのだ。『今時、なぜこんな古い型の飛行機が?』と不審に思っていると、突然、複葉機は進路を変え、ジョン機に向かって猛然と突っ込んできた。

危険を感じたジョンは即座に回避操作を行い、かろうじて正面衝突をまぬがれたものの、すれ違いざまに、わずかに翼同士が接触してしまった。
とっさの出来事に動揺を隠せないジョンだったが、幸いにも飛行に支障はなく、無事に飛行場へと帰還する事が出来た。
だが、事件後もジョンはその奇妙な出来事が忘れられず、独自に調査を始めた。
 
そして、ついに同州ロークレス村の牧場内に建っている古い小屋の中に、1機のレアード式複葉機が現存している事を突き止めたのだった。



263:本当にあった怖い名無し[sage]投稿日:2010/07/25(日)00:59:09ID:JSeq6UlJ0
 
早速現地を訪れてみると、そこには確かに1機のレアード式が保管されていた。

驚いた事に、その機体はジョンがあの時、空中で接触した機とそっくり同じである様だった。そして、それを裏付けるかのように、主翼には何かと接触した様な痕が残されていたのだ。
だが、機体は何十年も小屋の中に放置され、無論、飛行など可能であろうはずもなかった。
さらに機体内からは古ぼけた、当時の飛行日誌が出てきた。早速、目を通してみると、多々つづられた飛行記録の中に驚くべき記述を見い出した。

それは、1932年の1月25日に記載されたもので、『今までに見た事もない形をした飛行機と、危うく空中衝突しかけた。あの飛行機は一体どこから現れたのだろう?』と言った内容だった。
これが自分のセスナである事は明白であったが、にわかには信じ難い話であり、誰かの悪いイタズラであろうと思う他はなかった。

そこでジョンはFBIや連邦航空局に調査を依頼する事にした。そして、筆跡や使用されているインクを鑑定し、分析した結果、なんとその飛行日誌は紛れもなく1930年代に記された物である事が判明したのだった。
また、主翼の損傷部からは接触した機体の一部が発見され、調査の末にジョンのセスナに使われている物と全く同じ材質である事が確認されたのである。
したがってこの事例は、ジョンの乗るセスナ機が何かの弾みに30年前の世界にタイムスリップし、再び現代に戻ってきた。
あるいは、30年前のレアード式複葉機が突如として現代に出現し、再び過去の世界へと戻っていった...としか考えられないという結論に至ったのである。

過去に戻るタイムマシーン実現は不可能でも、こういうことはあるんだな…