星の崩壊

246:09/09/27(日)02:31:52ID:6elD19ow0

小学校5~6年のころ、女の子の転校生が来た。俺の近所に引っ越してきたから、自然とつきあいが多くなった。

妹同士と母親同士がかなり仲良くなったので、家族づきあいもそれなりに。
その一家が越してくるまで俺は不思議体験には縁がなかった。今もない。しかしその転校生と一緒にいるときだけ、妙なことが結構起こった。
不思議呼び寄せ体質とでも言うんだろうか。


246:09/09/27(日)02:31:52ID:6elD19ow0

例1
二家族でキャンプに行ったとき。俺と転校生は土産物屋を見ていた。
土産物屋の店員が商品を補充したりしていたが、なんかおかしい。周囲は普通に見えるのに、店員の姿だけが少しブレて二重になっている。
残像のように見えていたが、ブレたほうの像は本体とは少しだけ違う動きをしている。店員が床にいた虫を踏みそうになったとき、本体は踏んでいたが、ブレた像は回避していた。

転校生いわく「店員みたいな人はたまにいる」。ブレた像は、本人が意識した行動らしい。
転校生の伯母もたまにそういうふうになるとか。テーブルなどから物が落ちると、本体より先にブレた像が手を伸ばすらしい。


例2
双方の両親が集会か何かに出かけていて、子供だけで夜に留守番。2人でテレビゲームをしていた。妹たちはたぶん寝ていた。

外で車の音がしたから、帰ってきたのかと思ってカーテンを開けてみたところ、明らかに昼間の空が見えた。
車は非常にゆっくり家の前を通った。今思えばオートマ車のクリープ現象くらいの速さか。

オープンカーで、乗っているのは大人の女のようだがアスペクト比がおかしい。
体の幅はたぶん普通だが、身長は余裕で2メートル越えてたと思う。頭もコーンヘッドみたいに異常に縦長。先端にちょこんと麦藁帽子が乗っていた。
水頭症みたいではなく、顔も縦に引き伸ばされていた。俺の顔を見て金魚みたいに口をパクパクして、不気味。

転校生が「目合わせないほうがいい」とカーテンを閉じた。


例3
図書館でたまたま転校生に会って、話の流れで借りた本を見せたとき。本のなかから、深緑色でラメみたいに光る薄いリボンのようなものがスルスルとでてきた。
床に落ちると結構な大きさに広がった。縦横が最大で1メートルくらいはありそう。

形を変えながらスルスルと床の上を這って、大きい本の棚のあたりまで移動した。そして先っぽのほうからまた細くなって、本の間に入っていった。

他にもあったが、このスレで言うところの時空系とかが多い気がするから目新しくはないだろう。

転校生は、父親が転勤族らしくて中学卒業の頃にまた引っ越した。それ以降は平凡で平和。妹同士は文通していて、最近はメールでやりとりしたり会ったりしているようだ。

妹から聞いた話では、転校生は何度彼氏を作っても長続きしないらしい。たぶん彼氏たちは変な体験に耐えられないのだと思う。



244:09/09/27(日)00:49:52ID:/ZHxQoR/0

新鮮、そして不思議だ…。
他の話も聞きたいです。


246:09/09/27(日)02:31:52ID:6elD19ow0

>>244
じゃあ、もう少し。


例4
俺と転校生をふくめ、近所の子供数人が集会所の一室にいたとき。その部屋には窓が2つある。窓ガラスは計4枚。

大した遮蔽物がないので、普通に外の景観が見える。近くの林と田んぼと空くらいだが。窓のほうを見たら、ガラスの1枚から見える風景だけ色が変だった。
空が黄土色。林や田んぼも、何色だったかは覚えていないが変な色。他のガラスからは普通に見える。
誰か他の子供も異常事態気づいて、そいつが窓を開けようとしたら、色はもとに戻った。


例5
冬場。転校生をふくめた数人の同級生と遊んでいたとき。誰かの家に遊びに行って、コタツに入った。

長方形の掘りコタツで、長辺の席には2~3人並んで座れる。
俺と誰かが並んで座ったが、コタツの中が変。覗き込んでいないからどうなっていたのかはよく分からないが、温かい液体があった。

足首くらいの水深だったんじゃないだろうか。液体はちょっとトロトロしていた。他の辺に座っているやつは普通にしていたから、俺たちの座る場所だけがおかしかったようだ。
結構すぐに足を抜いた。隣の奴は、足を抜くとき、魚か何かが足をかすめていった感触があったらしい。

足を出してから中を見たら、普通の赤外線式の掘りコタツだった。足についた液体は透明。ものすごい勢いで乾いた。イカみたいな匂いがした。


例6(テンプレ時空話)
転校生の家に回覧板を届けに行ったら、転校生が出た。俺が帰るときに、転校生も用事があったみたいで、一緒にお宅を出た。

すぐには気づかなかったが、文字がすべて鏡文字になっていた。たしか、道路に書かれている「止まれ」が鏡文字だった覚えがある。
不安になりはじめていたら突然遠くでサイレン(?)が鳴り始めた。消防車のようなサイレンではなくて「ピールルルルルル」みたいな高い音。

急いで同級生の家に引き返し、次に玄関を開けたら普通の地元に戻っていた。


例7
橋の下から、クジャクの尾羽のような色をした大型犬のような生き物が現れた。

一緒にいたやつの靴に興味を示して、舐めたり軽く噛んだりしてくる。拒否するとトンビみたいな声を出して牙を見せる。たぶん唸って威嚇しているつもり。
靴を片方脱いで与えたら、また橋の下に帰っていった。橋をのぞいたが、その犬のようなものの姿はなかった。


パッと思い出せるのはこんなところ。それでは。