子供怖い

301:本当にあった怖い名無し・・・投稿日:2012/04/28(土)23:48:39.38ID:dG8Zp4oH0

おととしの春、夜中の2時過ぎぐらいの話。

当時仲の良かった女友達のMを誘って、夜、車で山の近くの河にきていた。目的は花火。場所は、結構山に囲まれている。
花火を楽しんだ後、車に戻り二人でだべっていた。外は冷えていたのか、いつの間にか窓がだいぶ曇っていた。

突然、天井に「ドスン」と音がした。まるで何かが上に降り立ったようだった。周りの暗さもあいまって俺たちは心底おどろいた。Mは少し取り乱したように「なに、なに」と慌てふためいている。俺もかなり怖かった。


302:本当にあった怖い名無し・・・投稿日:2012/04/28(土)23:50:41.10ID:dG8Zp4oH0

何なんだよと外に出て、恐る恐る天井を確認したが・・・なにもなかった。

反対側へと回ってみたがなにも落ちてない。Mが助手席の窓を開けて確認してきたので返事をかえす。
なんかやばい空気だ・・・と思って車を移動させようと運転席に戻る。Mも不安そうな顔だ。

ちょっと軽いノリで気持ちを軽くしてやろうと話しかけ、シートベルトを締めたとき、ドアミラーをみて戦慄、後ろ窓に手の平の痕がある・・・。怖くて後ろは確認できなかった。

もう一刻も早く移動しようとエンジンをかける。かかった瞬間、フロントのボンネットに子供用の靴が落ちてきた。「ひっ」
Mも俺もまともな心境でいられない。リアにいれ、バックで一気に道路まで下がった瞬間、Mが絶叫した。

おれは構わず転回し、車を全速力で走らせその場から逃げた。



303:本当にあった怖い名無し・・・投稿日:2012/04/28(土)23:55:01.06ID:dG8Zp4oH0


街の明かりが見える市街に戻ってきてから、Mに最後の叫びの理由を尋ねたところ、どうやらバックしたとき、俺は後ろを向いていたわけだが、俺の横、窓の曇りガラスに、後ろから前に引きずられるように、手のひらが滑ったらしい。

その河の近くの一軒家に住む家庭が4年ほど前に一家心中をしたという事実を聞いたのは数日後だった。