523 :本当にあった怖い名無し:2012/09/30(日) 00:24:59.29 ID:mdUfC2dY0
俺の大叔父、祖父の弟の話なんだが、興味深かったから話したい。80年~90年ぐらい昔の話かな?
祖父の家は農家で、大叔父は五男で末弟だった。
聞く話によると、農家の五男あたりは穀潰しでろくな扱いを受けていなかったと言ってた。
ただ大叔父は他の兄弟と比べて格段に頭が良く、当時の小学校の先生からも褒められて、
憲兵学校?みたいな所に受験したらしい。
家族は受かるはずも無いと思っていたらしいが、なんと合格。憲兵となった。
当時にしては破格の給料だったが、大叔父は極僅かな金しか実家に贈らなかったと。
祖父は「あんだけ邪険にしていたからしょうがない」と言っていた。
んで、大叔父の話は第二次世界大戦の時かな。
詳しいことは話したがらなかったが、色々と酷い尋問をしたことがあると言っていた。
当時、憲兵は『鬼』と呼ばれて相当嫌われていたらしい。
唯一大叔父が酔っている時に教えてくれた尋問は、『絶対に眠らせない』というもの。
対象を椅子に縛り付けて常にビンタし続ける、というのだった。
いつも優しい大叔父からは到底考えられなかった。だけどとても悲しそうに話していたのは覚えている。
【オカルト】大叔父が憲兵だった続きを読む