小学生だった時の話。
たしか二年生か三年生くらいの時だったと思います。
いつもは近所の子と一緒に登校するんですがその日はお休みで、
私一人で家を出て、途中で違う地区の子達と合流して登校する予定でした。
凄く田舎なので極力一人登校しないようにっていう決まりだったんです。
だからいつもより早めに家を出て、歩いて十分くらいの合流地点まで向かう途中でした。
犬の軍団に会ったんです。
軍団って行っても5匹なんですが、小学生の中でも特に小柄な私から見るとすごい迫力だったのを覚えてます。
一瞬ビクッとなったんですが、良く見たらその中の一匹が秋田犬っぽい見た目だったんですよね。
その頃の私は漫画に目覚めたばかりでした。
それも、両親の漫画好きの影響で、本棚にあったろくでなしブルースとか修羅の門とか銀河鉄道999とか。
その中でも銀牙の完全版が本当に好きで、何回も何回も読み直すほどでした。
だからビクッとしたのも一瞬で、
すぐに「銀だ!じゃあっちのはベン!?あっちはクロス!?紅桜は!?私の好きな紅桜は!?」って、
興奮MAXになっちゃったんです。
今思えば危険でした。なに考えてたんだろう私。
【不思議】犬と熱く漫画について語っていた続きを読む