私の高校の知り合いの話。
彼は一人で山に登るのを趣味としていました。
ある日、いつものように土日を使って山登りをしていた時のこと。
その日は天気も良くて、彼は昼の休憩の時に飲んだビールの酔いもまわったせいか、
かなりご機嫌で山道を歩いていたそうです。
そのうち山道が少し狭くなって、片側が急な崖になって突き出している所にさしかかりました。
下の方には大きな岩盤があって、知り合いは酔っ払い特有の好奇心で、何となしに崖から身を乗り出して見たそうです。
で、結果彼は足を滑らせて下に落ちました。
右足と胸のあたりからものすごい激痛が走って、体がしびれた様になって動けず、声もろくに出せない状態で、
しばらく岩盤に横たわっていたそうです。
【オカルト】死へ誘う山の亡霊達よ続きを読む