田舎道

257:本当にあった怖い名無しsage2005/06/09(木)09:15:26ID:/UVQhEN70

これは私が高校生のときに体験した話です。
そのころの私は毎日のように部活に励んでいて、帰りが遅くなることもしょっちゅうでした。
その日もいつものように部活が終わり、20時頃でしょうか、一人で自転車をこぎながら帰っていました。

田舎だったので、まだそれほど遅くない時間とはいえ、車通りはほとんどなく、電灯の明かりもまばらで、今思うと寂しい道だったのですが、そのころの私にとっては毎日通りなれた通学路、今日の晩御飯なんだろ?などと呑気に考えながら、帰宅を急いでいました。

そしてある一本道に入ってしばらくして、私は奇妙なことに気づきました。そのとき私は、二車線道路の右端を走っていたのですが、その左端、つまり逆側に、こちらに背を向けた人が立っているのです。背格好からして、それは男性であることがわかりました。
それだけなら普通の通行人です。しかし私はさきほどその背中を見ながら、その人を追い抜いたばかりなのです。

そのときは見間違いかな、と思い、再び追い抜いたのですが、しばらく走っているとまた、暗闇の向こうからその背中が見えてくるのです。


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